成長に繋がった恋愛体験

今から数年前の恋愛体験のお話です。この時の恋愛は結果的には破局を迎えましたが当時、20代前半だった私にとって成長できた貴重な恋愛となりました。

相手は4歳年上の女性でシングルマザーでした。震災の影響で私の住む県に越してきた彼女とは同じ職場で出会いました。基本的に社内恋愛は禁止の職場でしたので信頼できる同僚と上司のみに状況を伝えておきました。彼女はシングルマザーでありながら母親の手を借りつつ私と同様にフルタイム勤務でした。気が付けば付き合っていたという感じでした。

しかし彼女は子をもつ1人の母親です。必ず優先されるのは子供です。必然的に普通のカップルよりも一緒に居る時間は極端に少ないのは当然の事です。もちろん寂しい気持ちもありましたが、子を最優先にかんがえる彼女を見て母としての強さと女性の強さを垣間見ました。

なので有り得ない話ですが彼女や子を恨むこことは無く可能な限り彼女の生活スタイルを崩さないように努めました。そんな中、私たちは将来を少しだけ見据え、彼女のお父さんに会うことにしました。震災後も地元に残り家族と離れながら生活をしているお父さんでした。

少し話をしただけで、「この人には敵わない」と感じながらも1つの目標を見つけることが出来ました。結果的にお父さんと会ったのはこれが最初で最後でした。しかし今でもお父さんの口にした言葉は心に残っています。その後、私も彼女も職を変えながらも関係は2年弱続きました。ボルダリングは出会いに繋がる?ジムには出会い厨がいるって本当なの?

子供は3歳になっていました。「本気で結婚するまで子供とは直接会わせない」と固く決めていた彼女。それは母としての思いでした。大人は嫌いになれば別れればいいだけです。嫌いなら2度と会わないという選択もできます。しかし子供とはそうはいきません。1度会って懐いてくれても大人の勝手な事情で別れて会えなくなってしまえば子供は傷つきます。

そうならないように彼女が提案した事でした。一緒に居る時間は少ない関係でしたが手紙を交換し合ったりして「会話」は普通のカップル以上にしていたと思います。

沢山考え、壁にぶつかり助けてもらいながら、もがいた2年間でした。たかが2年弱。ですが当時の私にとっては、もちろん今の自分があるのも、彼女たちとの出会いがあったからだと思えます。恨んでもいません。子供はもう小学校2年生になりました。今でもたまに連絡を取り、お互いを励まし合い、それぞれの道を歩んでいます。