偏見も先入観も持たず『世代間ギャップ』を埋めて行こう

皆さんは、自分より年齢がかなり若い人、自分の親や祖父母世代の方と接する前にどんな感情が湧き出てしまいますか?もしかすると接する前から「世代が離れ過ぎていて話が合わないかも」とか「どうせ年が下過ぎて、難しい話をしても分からないはず」なんて思ってはいないでしょうか。

ですが私はこの『世代間ギャップ』に対応するため、なるべくそういった考えに陥ることは避け、接してからその方が持つ本質を見極めようと心掛けています。

また相手によってはより時間をかけて接し早急な判断をしないようにもしています。

これは私が30代後半に入り入院をした時の話です。

入っていた部屋には8人の女性がいて、年代は10代から90代までとまるで昔の3世代同居が当たり前だった時代のような光景が広がっていました。

入院というものは、突然知らない人が集められ一緒の部屋で家族のように日々を過ごすようなもの。

特に10代で入院していた女の子には戸惑いが大きかったはずです。

一番近い年齢にあたるのが30代後半の私でしたから下手すればお母さんと一緒にいるのと変わらないでしょう。

でもこんなにも世代がばらばらな8人は一週間もすると本当に家族のようになり、食事の時間などは看護師さんに半分は笑われながら「まったくこの部屋はうるさくて、とても入院している患者が集まっているようには思えない」と注意されるほど。

就寝時間になってもまるで修学旅行ではしゃぐ子どものように、またここでもなかなか眠りにつかない患者を看護師さんが笑いながら、「いくら仲が良くても患者なんだからいい加減にして寝なさい」と一言声を掛けて行くのが当たり前でした。

退院してから「何故あそこまで仲が良く家族みたいだったんだろう」と考えると、やはり皆が『世代間ギャップ』を埋めるための努力、つまり世代が違うからと相手に対して偏見も先入観も持たないことを心掛けていたのでしょう。

私はこれからもこの貴重な経験を踏まえ、独自の人に対しての接し方を貫いて行こうと改めて心に誓いました。